設備の傷み具合
家のリフォームの優先順位は、設備の傷み方で決められます。
家は築年数が経つごとに、屋根・柱・床下の土台部分が劣化し、耐震性や耐風性が低くなっていくものです。家の土台部分は、特に普段の生活では目にすることもなく見えにくいため、どこまで劣化したのかが一目ではわかりません。耐震診断を受けるなどして、どのくらい傷んでいるのか調べてみましょう。
建物・設備の傷んできている部位を優先して直すことで、より長く安心して家に住み続けられます。


生活への影響度
支障が出ていることで日常生活に影響が出る場所から順番にリフォームしていく方法もあります。
・ヒビが入った外壁
・もろくなってしまった屋根
・歩くたびにきしむ床
・立て付けが悪く開けにくくなった玄関
・汚れの目立つお風呂やキッチンまわり
外壁や屋根の劣化は、雨漏りにつながります。玄関を開けにくいと出入りがしにくくなりますし、お風呂やキッチンまわりは毎日使用する場所のため、生活に大きく影響するでしょう。
生活への影響度が高いとそれだけでストレスになってしまうため、しっかり順番を決めて着実にリフォームをして修繕していくことが大切です。