建物は築年数にあわせて劣化していきますが、特に頻繁に使用される玄関ドアや窓などは鍵の不具合やガタつき、隙間風の侵入などが生じることがあります。
玄関ドアや窓の不具合が出てきたときには「カバー工法」を利用するのがオススメです!

カバー工法とは
玄関ドアや窓のリフォームにおいて既存の枠を取り外す必要がなく、新しい枠をその上に被せて新しいドアや窓を取り付ける方法です。
カバー工法は比較的費用対効果が高い方法の一つであり、壁や床の工事を最小限に抑えつつ外観を美しく改善し、性能も向上させることができます。騒音を防ぐことができ、マンションなどでよく採用されているリフォーム手法です。

カバー工法の特徴
●費用対効果
カバー工法は、新しいドアを完全に交換するよりも費用が比較的低く済むケースが多いです。

●工事期間の短縮
既存の構造を活かすため、窓は1箇所あたり数時間程度で、玄関ドアは約1日程度で工事が完了します。

●環境への配慮
既存のドアを再利用するため、新しい資材を大量に使用する必要がなく、環境に対する負荷が低減できます。また、壁をや扉を壊すなどの大掛かりな工事が必要ないため、騒音の発生が少ないです。

設備の傷み具合
家のリフォームの優先順位は、設備の傷み方で決められます。
家は築年数が経つごとに、屋根・柱・床下の土台部分が劣化し、耐震性や耐風性が低くなっていくものです。家の土台部分は、特に普段の生活では目にすることもなく見えにくいため、どこまで劣化したのかが一目ではわかりません。耐震診断を受けるなどして、どのくらい傷んでいるのか調べてみましょう。
建物・設備の傷んできている部位を優先して直すことで、より長く安心して家に住み続けられます。


生活への影響度
支障が出ていることで日常生活に影響が出る場所から順番にリフォームしていく方法もあります。
・ヒビが入った外壁
・もろくなってしまった屋根
・歩くたびにきしむ床
・立て付けが悪く開けにくくなった玄関
・汚れの目立つお風呂やキッチンまわり
外壁や屋根の劣化は、雨漏りにつながります。玄関を開けにくいと出入りがしにくくなりますし、お風呂やキッチンまわりは毎日使用する場所のため、生活に大きく影響するでしょう。
生活への影響度が高いとそれだけでストレスになってしまうため、しっかり順番を決めて着実にリフォームをして修繕していくことが大切です。

掃除の時間を大幅に短縮!
キッチンのガスコンロの焦げ付きや油汚れを落とすだけでも、結構時間がかかるものです。
そんな家事のお悩みも、水回りのリフォームでスッキリ解決ができます!
例えばガスコンロからIHに変更をするだけでも掃除はかなり楽になりますし、毎日の家事の時間が随分短縮されます。
家事・育児・仕事に……と忙しく過ごしている方にとって掃除の時間を短縮できるのは、非常にうれしいことではないでしょうか。

家族の安全も守れるようになった!
ご高齢の方や足腰が不自由な方にとって、トイレや浴室はただ普通に利用するだけでも、案外危険が潜んでいたりします。
足元が滑りやすかったり段差があったり、車椅子での移動がしづらかったりと、悩みは尽きないものです。
そこで水回りリフォームやバリアフリー工事を行えば、老若男女問わず過ごしやすく、安全な住まいへと変化させられます。

「洗濯物が乾かない。」「布団を干したくても急な天候の変化が心配。」という方も多いのではないでしょうか。
天気や外気に左右されないサンルームの魅力をお伝えします。

いつでも安心して洗濯物や布団を干せる
サンルームとは、大きなガラス窓で囲まれた日光を多く取り入れるための部屋のことをいい、別名「ガーデンルーム」とも呼ばれます。
サンルームの魅力はなんといっても雨などの天候の影響を受けずに洗濯物や布団を干せることではないでしょうか。
共働き世帯も多く日中家に人がいないことも増えている中、雨で洗濯物が濡れて洗い直しを経験した方も多いでしょう。
また、花粉・黄砂・PM2.5がひどい時期でも洗濯物や布団への付着を気にする必要もないため、アレルギーが出る方には体調を整えるためにも嬉しいメリットです。

断熱効果がある
サンルームを設置することで、二重窓の役割を果たすためサンルームに面した部屋は断熱効果が高まるためエアコンの効率がアップします。また、晴れた日であればサンルーム内もぽかぽかあたたかく、お茶を楽しんだり、ペットが快適に過ごす空間としても利用できるでしょう。
ただし、夏は暑くなりすぎてしまうこともあるため、遮熱シェードなどを付帯して日差しを調整できるようにしておくといいでしょう。

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