デザインはテーマを決めて統一を
内装リフォームを行う際に、あれもこれもとさまざまな要素を取り入れてしまって、最終的にまとまりのない仕上がりになってしまったというケースがございます。
そのためパッと見ておしゃれな雰囲気にしたいのであれば、デザインに関してはテーマを決めて統一した方が、まとまりがあって美しく見えます。
北欧テイストやモダンテイストなど、皆様好みのテーマを決めて、業者と施工プランを検討してみてください。
生活のしやすさを最優先
内装リフォームを行う際に、おしゃれな雰囲気に仕上げたい方が多いかと思うのですが、最優先すべきことは生活のしやすさになります。
デザインにこだわったところで生活がしづらいような内装リフォームだと、生活を続けていく中で段々とストレスを感じるようになってしまいます。
そのため内装リフォームでは、家事のしやすさや生活のしやすさを優先しながら、その中でおしゃれな施工を目指してみることがおすすめです。
とはいえ何をどのように決めていけば良いのか悩む方がほとんどでしょうから、大体のことは業者に任せて、ベストなリフォームを提案してもらうのもひとつの方法です。
近年、大流行中の「DIY」。
プロの業者に依頼するよりはるかに安価で内装リフォームが実現可能なのに、プロに依頼するメリットとはなんでしょうか?
安価でできても、低品質では意味がありません。
プロに依頼することで、高品質なリフォームに期待できます。
時間の節約になる
材料の調達から施工までを自分で行うと、実際、かなりの時間が奪われます。
プロに依頼すれば、その時間を他のことに当てられます。
規定を理解している
事務所や店舗の工事には、法律で定められた規定があります。
さまざまな工事をこなしてきているプロであれば、そのような規定を把握しているので安心です。
素材選びに注意が必要!
おしゃれな空間を演出するためにクロスなどを自由に選んでみたところ、実は素材にアレルギーを起こす物質が含まれていて、喘息の発作を起こすことがございます。
そのため喘息やアレルギー体質の方は、おしゃれな空間を目指しつつも、素材選びにも注意しなければなりません。
いくらおしゃれでも喘息の発作が起きたりすると生活しづらいかと思いますので、この点については業者ともしっかりと打ち合わせをしながら、施工プランを練ってみてください。
「内装リフォームを行うベストなタイミングっていつなのだろう?」と疑問をお持ちの方も多いと思ます。
ここでは、内装リフォームのベストタイミングについて解説いたします。
内装リフォームのベストタイミング
●クロスは築10年ごろ
クロスの貼り替え時期は、家を建ててから約10年といわれています。
しかし、ご家族の人数や喫煙者がいるかどうかによって変わってくるため、一概にはいえませんが、10年といわず汚れが目立ってきた・カビが生えてきたなど劣化が目に見えるタイミングで行いましょう。
●床・フローリングは築5〜10年なら部分的補償
築5〜10年の家であれば部分的な補修で大丈夫ですが、15年以上経つと床を全面張り替えなければならなくなるかもしれません。
床・フローリングは毎日人が歩きますし、家具を置いたり物を落としたりもするので傷ついてしまいます。年数が経つほど、大がかりなリフォームになってしまうこちが多いです。
●キッチンまわり
キッチンは、排水口がよく詰まる・蛇口が水漏れしている・換気扇に不具合が起きた・壁やコンロについた油汚れが取れないなどの症状が出てきたタイミングがリフォームに最適です。
キッチンは、こまめに掃除をしていてもしつこい油汚れがつくものです。
これまでの蓄積された汚れのせいでキッチンが使いづらくなった場合は、部分的なメンテナンスやリフォームを検討をおすすめしています。
ご自宅の床やクロスをそろそろ張り替えるべきか、もう少し後で検討するべきか、迷っている方はいませんか?
今回は床とクロス張り替えの頻度についてお話しいたします。
まず床の張り替え時期についてですが、寿命は大体15〜20年といわれています。
しかし歩いていると床が軋んだり、浮いていたりすると感じるようであれば、寿命が来る前にリフォームを検討した方が良さそうです。
ちなみに床の張り替え工事では既存の床材を剥がして新しいものに張り替えるタイプの工事と、既存の床材の上に新しい床材をそのまま張り付けるタイプの工事がございます。
床の状態によってどちらの施工が必要になるかは変わってきますので、業者と相談してメリットの多い方を選びましょう。
クロスの張り替え時期は?
一方クロスの張り替え時期はもう少し寿命が短く、大体5〜10年が目安となっています。
しかし喫煙する方がいらっしゃったり、ペットを飼っていたりするともう少し頻度が高くなる可能性もあります。
クロスについては張り替えるだけでもかなり室内の雰囲気が変わりますし、寿命を待たなくても気分転換をしたいなと思った時に依頼するのもおすすめです。
CFとは?
CFとは、クッションフロアのことです。
CFシートと呼ばれる床材のことで適度な弾力性があり、足腰に優しいという特徴を持っています。
素材には塩化ビニールが用いられ、寿命についてはご家庭の状況で差はあるものの10年〜15年程度とされています。
細骨で骨折しやすいわんちゃんがいる部屋や遊び盛りの小さなお子様がいる部屋に敷くことでケガ対策になり注目されています。
耐水性がある
塩化ビニールは水に強い性質があります。
クッションフロアは水をはじいてくれるため濡れても簡単に拭き取れます。キッチンや洗面所、トイレ、脱衣所などへの使用にもおすすめです。
シミになりにくく、気になる時は中性洗剤で簡単にお手入れできるのもメリットです。
デメリットは?
クッションフロアの施工には専用のボンドや両面テープを用いますが、設置面が凸凹していたりボンドの塗布や乾きが十分でないと劣化が早まる場合があります。
また、施工の際隙間があると浮きの原因となり、湿気がたまることで下の素材にカビが発生してしまう危険もあります。
面積の広い部屋に設置する場合などは特に業者に依頼することをおすすめします。
キッチンやお風呂・トイレなど、設置してから20年近く経っていても使用上問題がないという方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、水回りリフォームの重要性について解説します!
水回りのリフォームのタイミングは、10年を過ぎた頃から意識した方が良いとされています。
それは設備の劣化だけではなく、知らない間に土台や下地材の腐食が進行しているケースが多々あるからです。
特に昔ながらのタイル張りの浴室は、20年を過ぎると小さなひび割れ部分から浸水して内部が腐食してしまい、水漏れやシロアリが発生しやすくなります。
見た目は綺麗な床や壁であっても、中を開けると修復が必要な状態になっているということもありますので、長年お風呂リフォームなどを行なっていない方は土台や下地材の状態にも注意を払うようにしましょう。
水回り設備の寿命は?
水回り設備の交換タイミングを知るためには、それぞれの設備の寿命を把握しておく必要があります。
まずキッチンや洗面台については約20年程度、給湯器やトイレは約10年、お風呂は約15年程度とされています。
この寿命の時期を見計らって設備交換を入れても良いですし、寿命を過ぎても問題なく使えているのであれば、そのまま使ってもそれほど問題にならないこともあります。
ただし給湯器については、10年ぐらいで内部の電気回路がどうしても寿命が来てしまうため、いきなり壊れてお湯が出なくなった……という事態に陥る前に、交換しておくことをおすすめいたします。
キッチン
キッチンはコンロや調理台、シンクが一つになっているシステムキッチンが人気です。他には、好きなパーツが選べるセパレートタイプもあります。
対面式キッチンはリビングを見渡しながら料理できる一方で、ある程度のスペースが必要です。
壁付けのキッチンはリビングやダイニングと一体になっているため、空間を広く取れるのがメリットです。
自分の好みも大事ですが、リビングやダイニングとのバランスも考慮した上で形や向きを選ぶようにしましょう。
お風呂
お風呂のリフォームは、現場で一から作り上げていく「在来工法」と、工場で生産したものを現場に持ち込んで組み立てる「ユニットバス」があります。
在来工法は自由に設計できますが、パーツごとに隙間ができてしまって水が漏れてしまう可能性があるのがデメリットです。ユニットバスは隙間がほとんどないため水漏れする心配は少ないですが、規格が決まっているため選択肢に制限があります。
お風呂のリフォームを行った場合、掃除時間が短縮できるかを考えるのも大切です。浴槽の掃除のしやすさを重視した素材をリフォームの際に使用すれば、毎日の掃除時間の短縮になります。
トイレ
トイレのリフォームは、便座の交換・ウォシュレットの設置や交換・手すりの設置・便座交換などの種類があります。
便座は、タンクレス・タンク一体型・セパレート型の3種類です。
タンクレスは見た目がすっきりして人気ですが、手を洗う場所がないため別で設置しなくてはなりません。
タンク一体型はタンクと便座に隙間がなくお手入れしやすいですが、どちらかだけが壊れた場合でも両方交換する必要があります。
セパレート型は隙間の掃除が手間に感じるものの、一体型と違ってどちらかが壊れた場合は壊れたほうだけを交換できます。